知ってるだけでカッコいい!『ワイン用語』と『味と香りの表現に使う言葉』

知ってるだけでカッコいい!『ワイン用語』と『味と香りの表現に使う言葉』

ワインの『見た目』に使われる表現用語


ワインを飲む機会が増えてくると、ワインの特徴を表現している用語や独特の言い回しが、いろいろあることに気づくのではないでしょうか。中にはわかりづらいものもあると思います。さっそく、ワインの『見た目』を説明するのによく使われる、「色調」と「輝き」の表現用語から見ていきましょう。

赤ワインの「色調」表現用語

赤ワインの色調は、原材料として使われているブドウの品種や醸造方法によって異なる場合もありますが、熟成によって変化するのが一般的です。

「明るい赤(ペールルビー)」という表現は、マスカット・ベーリーAやガメイ、ピノ・ノワール、カベルネ・フランなどから造られるワインに対してよく使われます。

「暗い赤(ディープルビー)」という表現は、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、マルベック、アリアニコなどから造られるワインに対してよく使われています。

「紫がかった赤(ミディアムパープル)」という表現は、比較的若いワインの特徴を指して使われますが、カベルネ・フランやシラーなど、青味の強い色を持った品種を原材料にしているワインも紫がかって見えます。

「オレンジがかった赤(ディープガーネット)、レンガ色」という表現は、熟成の進んだ赤ワインの特徴を説明する時によく使われます。また、イタリアの「バローロ」などネッビオーロ種を使って造られる赤ワインにも用いられる表現です。

白ワインの「色調」表現用語

白ワインは、若いうちは色が薄いですが、熟成が進んでくると黄色の色調がだんだん濃くなってきます。果物や宝石などの色に例えて表現されることが多いです。
「無色の」という表現は、主に甲州やアルバリーニョ、ミュスカデなどから造られる白ワインに対して使われます。

「 緑がかった黄色(ライムイエロー)」という表現は、品種や醸造方法を問わず、ほとんどの白ワインが若い状態の時の色調を指すので、目にする機会が多いでしょう。

「 淡い黄色(ペールイエロー)」という表現は、シャルドネやリースリング、トレッビアーノなどから造られる白ワインに対してよく使われます。

「 濃い黄色(レモンイエロー)」という表現は、グリ系のブドウ品種から造られた白ワインや、樽熟成をしている白ワインに対しても使われることがあります。

「黄金色を帯びた黄色(ゴールドイエロー)」という表現は、熟成の進んだ白ワインに対して使われ、「黄金がかった」「トパーズ」といった表現をされることもあります。

「琥珀色の、褐色(ディープアンバー)」という表現は、酸化熟成が進んだものや樽熟成をした白ワイン、長期熟成型の甘口ワインに対してよく使われます。

「光沢・輝き」表現用語

ワインの「光沢・輝き」についての表現からは、酸味、醸造方法、熟成度の他、劣化していないかどうかを読み取ることができます。

「水晶のように澄みきった、透明な」という表現は、透明度や輝きを高めるために濾過を行っている白ワインに対して使われます。酸味が強いワインであることが多いです。

「澱(おり)がある、濁った」という表現は、濾過を行わずに生産されるワインや、色素成分が多くて濁りが見られるワインに対して使われます。
また、熟成したワインにも澱が発生することがあります。劣化したワインにも濁りが出ることがあるので、注意が必要です。

ワインの『味』に使われる表現用語


ワインの『味』についての表現では、酸味、甘味、アルコール、タンニン(渋み)の4つの要素から、味わいのバランスを知ることができます。
酸味に関しては、「爽やかな」「イキイキとした」「鋭い」「シャープな」「しなやかな」といった表現がよく使われます。

甘味に関しては、「濃厚な」「やわらかい」「なめらかな」といった表現がよく出てきます。

残糖量が多くて粘性も強いワインは濃厚で、熟成が進んでいて残糖量の多いワインはやわらかく、甘味が程よく溶け込んでいるワインはなめらかだ表現されることが多いです。

アルコール度数に関しては、「高い」「低い」「中程度」といった一般的な表現の他、極めて高い度数の場合は「熱を感じる」、逆にグンと低い場合は「おだやかな」と表すこともあります。

タンニンに関しては、主に赤ワインの味わいを表現する言葉です。

タンニンの多いワインでは「収れん性のある」と表し、タンニンがワインの中によく溶け込んでいるものに対しては「なめらかな」「シルキーな」「ベルベットのような」などの表現が使われます。

赤ワインの「味」表現用語

赤ワインの味に関しては、酸味、果実味、タンニンのバランスで表現されます。「豊満な」「力強い」といった表現は、果実味が強くて、しっかりとしたタンニンが感じられて、酸味がおだやかな赤ワインに対してよく使われます。

「流れるような」といった表現は、果実味と酸味が強くしっかりとしていて、タンニンがおだやかなワインを表す時によく出てきます。酸味とタンニンの両方が強くしっかりとしていて、果実味の弱いタイプの赤ワインは、「骨格のしっかりとした」と表現されます。

白ワインの「味」表現用語

白ワインの味に関しては、酸味、果実味のバランスで表現されます。

「豊潤な」「厚みのある」という表現は、果実味が強くて、酸味もしっかりと感じられるタイプの白ワインに対して使われます。

「まろやかな」「スムースな」といった表現は、果実味が強くて、酸味がおだやかな白ワインを表しています。「はつらつとした」「ドライな」といった表現は、酸味が強くて、果実味が少ないタイプの白ワインに対して使われます。

ワインの『香り』に使われる表現用語


ワインの香りは、大きく分けて3種類あります。ブドウが本来持っている香りの「第1アロマ」、醸造や発酵過程で現れる「第2アロマ」、熟成することによって出てくる「第3アロマ」です。
そして、香りの系統は、果物、花や樹木などの植物、ハーブ、スパイス、菓子、動物、ミネラル、その他不快臭に分類できます。

ワインの香りは何かに例えて表現しますが、その時に使われる言葉は、「ダークチェリー」「アプリコット」「すみれ」「バニラ」「トーストしたパン」「枯れ葉」「タバコ」「なめし革」「濡れた段ボール」など100以上もあるんですよ。

普段の生活では、まず嗅いだことの無いような言葉も出てきます。

まとめ

ワインの表現用語を知っていると、ワインの色や香りからの情報を読み解いたり、ワインを買う時に好みの味かどうかを説明文から想像したりするのに役立ちます。
ソムリエ試験などを受ける人は、決まった表現を覚えないといけませんが、そうでなければワイン用語を無理して使わなきゃと思わなくても大丈夫。

自分の五感で感じたままに、自由に表現して楽しんでくださいね。

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